赤箱肌のススメ
驚異の美肌を更新し続けるアラ還赤箱肌
関西を中心に多方面で活躍する人気ヘアメイクアップアーティストの石井さんは、大の美容通としても有名。日々仕事現場やインターネットで最新の美容情報を仕入れては、自らの肌で試す実践派です。そんな石井さんに、美のプロならではの視点から赤箱の魅力について語っていただきました。
- 石井 郁子さん(ヘアメイクアップアーティスト)
- オフィスレーヴル主宰。広告、雑誌、ショー、舞台などで幅広く活躍。専門家レベルの美容知識と年齢不詳の美肌の持ち主。
赤箱は我が家の大定番。3世代で愛用しています
大の美容好きでもある石井さん。実は、赤箱を長年お使いだとか。
仕事柄いろいろな化粧品に触れる機会があり、浮気することも多いんですが、最終的にいつも赤箱に戻ってきちゃいますね。
赤箱はコストパフォーマンスが最高だし、使用感も香りも気に入っています。我が家には母、私、娘の3世代の女性がいますが、全員が気に入るモノって意外と少ないんですよ。娘が買ってきたボディソープを母は「すっきりしない」と嫌がったり、新顔の石けんを「匂いがきつい」と娘が拒否したり…。でも、赤箱なら全員のOKが出るんです。
ほどよくすっきり、ほどよくしっとり。
過不足のない使用感がお気に入り
赤箱のどんなところがお気に入りですか?
赤箱はキュッとした洗い上がりと、ほどよくすっきり、ほどよくうるおいが残る使用感が絶妙。過不足なく洗える実感がありつつ、必要以上にしっとりしすぎない点が気に入っています。
というのも、私は常々、洗顔の段階で肌をうるおわせる必要はないと考えてるんです。洗浄力が強すぎず、その日の汚れさえきちんと落とせればそれがベスト。あれこれ入っていると被膜感が残るし、そのあとのスキンケアの入りが妨げられるような気がするんですよ。
実は先日、機会があって赤箱で頭も洗ってみたんですが、これも意外に良かったです!頭皮がすっきり軽くなり、ワックスやバームなど、蓄積されていた汚れが一掃された感じで。髪が長い人はさすがに厳しいだろうけど、ショートヘアで頭皮の油っぽさが気になる人や、整髪料を毎日使う人にはいいんじゃないかな?これからは顔や体だけじゃなく、ここぞという日の頭皮クレンジングとしても活躍しそうです。
途中で溶けたりひび割れたりせず、
最後まできれいに使えるのも高ポイント
なるほど、頭皮にも!他にはどんな点が?
赤箱はフォルムやサイズ感もいいですね。手にフィットするから持ちやすいし、泡立てやすい。大きくて角ばった石けんは持ちにくいし、使っている途中に落としやすいでしょう?それがちょっとしたストレスの原因になるんですが、赤箱にはそれがない。使っている途中でドロドロに溶けることなく最後まできれいに使えるのも、主婦目線からするとうれしいポイントですね。
過去にはメイクを担当した女優さんのおすすめで2万円以上する高級固形石けんを使ったこともありますが、溶けやすいから保管も大変だし、値段ほどの感動は味わえず…。赤箱のほうがノーストレスで使えるし、値段以上の満足感を得られると思います。
肌が弱くて荒れやすいモデルには
石けん洗顔を勧めることも
日々多くのモデルに接し、メイクを施す仕事。スキンケアの重要性を感じることも多いのでは?
モデルには肌が弱い人も多く、肌が荒れてる人ほどケアをしすぎていることが多い。いろんなモノをやみくもに使って、肌に余計な負担やダメージを与えているように感じますね。そんなモデルに出会ったときは「一度、固形石けんと保湿だけのシンプルケアにしてみたら?」とアドバイスしています。
なぜ固形石けんを?
これまで化粧品会社の仕事現場でいろいろな話を聞いてきたのに加え、日々化粧品を扱って実感しているのは、固形のものほど品質が落ちにくいということ。水分が多いものはどうしても雑菌が繁殖しやすいし、それを防ぐために防腐剤をある程度入れなきゃいけない。すると、その防腐剤が刺激になる可能性も高まると思うんです。
その点、固形石けんはシンプルな処方で作れるから刺激の原因になり得る成分が少なくて済むし、水分が少ないから使用中の変質もしにくい。それだけ肌への負担を少なくできるんです。
実際、シンプルケアにしてみたというモデルにその後再会したら、肌状態が良くなっていたこともあります。
肌を落ち着かせたいなら、シンプルケアと良質な睡眠を取ること。あとは変なオトコと付き合わないことですね!振り回されるような恋愛はストレスがたまるし、ストレスは肌荒れに直結しますから(笑)。
お風呂あがりは体を拭くよりも
化粧水をつける方を優先
それにしても、年齢を全く感じさせない美肌ぶり。自身のスキンケアのこだわりは?
肌に刺激を与えすぎないことですね。とにかく肌の負担になることは避けたいと思っています。
具体的にはどのようなケアを?
顔の保湿ではスピードを重視。お風呂上りは体を拭くより、髪を乾かすより、まずは化粧水!私は湯船に入っているうちに手のひらで化粧水を押し込むようにつけ、肌に乾燥する隙を与えないようにしています。
スキンケアアイテムはどのようにして選ぶのでしょう?
季節やその時々のマイブームでラインナップは変わりますが、インターネットや雑誌で見て気になったものがあればすぐに買って試します。あとはモデルからの情報をもとに選ぶことも多いですね。やっぱり、美容に命をかけている人たちのネタは信頼性が違います(笑)。
それでは最後に、赤箱未経験の方にメッセージをお願いします。
赤箱は値段以上の品物。コスト的にもトライしやすいので、未経験の人はまず一度使ってみては?
趣味は舞台鑑賞。最近では劇団鹿殺し、
劇団☆新感線の演劇を鑑賞。