Voices赤箱肌のススメ

美肌の作り方を伝授するエステティシャン

寒川さんは施術と接客のすべてをひとりで行う、完全プライベートサロンのオーナー。思わず振り返るほどの明るいハリツヤ肌に憧れるゲストも多く、サロンではスキンケアレッスンも不定期で開催しています。そんな寒川さんに、赤箱の魅力やおススメの使い方、美肌の秘訣を伺いました。

寒川 あゆみさん(エステサロン代表)
大阪・谷町九丁目にある完全予約制のプライベートエステサロン「ラウレア」代表。講師や商品プレス、美容家としても活躍。

肌は生きているから、
手をかければちゃんと応えてくれる。

自身が看板とも言える個人サロンを経営しているだけあり、遠くからでもオーラを感じるほどの美肌ぶり! 肌のことで悩んだことなどないのでは?

とんでもない!今でこそ肌が落ち着いてますが、20代前半まではニキビがしょっちゅうできてたんです。デコボコのニキビ痕がコンプレックスで、毎日、メイクでニキビを隠すことばかり考えてました。でも、皮脂分泌が盛んだからすぐテカるしヨレるし…。負のスパイラルに陥ってましたね。

ニキビの悩みを解消するために、一体どんなケアを?

とにかく肌への刺激を防ぎ、素肌力を引き上げるケアに注力しました。
具体的に言うと、その日の肌状態によって美容液を使い分けること。週に一度は角質ケア効果のあるパックをすること。保湿パックを最低でも週に1回、できれば2~3回はするなど、スペシャルケアの頻度を上げること。
肌は生きているので、ちゃんとケアして手をかけてあげれば、その分だけちゃんと応えてくれるんです。
特に重視したのはクレンジングと洗顔。汚れが残ったままではそのあと何を使っても入らないし、それじゃ意味がない!いいモノこそ、意味のある使い方をしなきゃもったいないですよね。

洗顔には赤箱をお使いとか。

そうなんです。赤箱はもともと実家で使っていたので、物心がついたときにはすでに赤箱を使っていました。昔は脂性肌だったのでサッパリ洗い上がる青箱が好きだったんですが、20代後半ごろから乾燥が気になりだし、赤箱に乗り換えました。今は顔も体も赤箱一筋です。

赤箱の泡はふわっとクリーミィ。
良質な泡が作れます。

赤箱のお気に入りポイントは?

使用感がマイルドなところですね。泡がふわっとクリーミィ。
子どものころは石けんの真ん中にある牛柄のレリーフが大好きでした。新しい赤箱を使うときは、牛が消えないように横を持ち、裏側だけを使う、という努力をしてたぐらい。ただ、家族も一緒に使うので、残念ながら次の日にはほぼ消えてたんですが(笑)。

たっぷりの泡を顔に乗せて20秒。
泡パックで優しく汚れをオフします。

毎日のスキンケアの流れを教えてください。

クレンジング、洗顔、化粧水、乳液、クリームの5ステップが基本です。美容液やパックはそのときどきの肌に合わせてアレンジする感じですね。ここに、週に1度は角質ケアのためのクレイパックも投入するので、夜のスキンケアは最低でも15分はたっぷりかかります。
洗顔は泡パックが定番。たっぷりの泡を顔に乗せ、20秒経ったら泡を転がすように洗い流します。 泡立てにはネットを使いますが、一度作った泡を絞ったあと2回、3回と繰り返し、もっちりとした泡を作るのがポイント。こうすると泡がキメ細かくなるし、その分毛穴やキメの溝への密着度もアップします。泡が汚れを吸着するので肌をこすらなくていいし、摩擦ダメージも最小限に抑えられますよ。ただし、長く肌に置いておくとカサつきやすくなってしまうので、時間は厳守してくださいね。

毎日頑張っているからこその美肌なんですね。

でも、毎日必ずフルラインのケアをするわけではなくて、たまには洗顔後なにもつけない「肌断食」をすることもあるんですよ。肌断食をすると肌がいったんリセットされて、次の日のスキンケアの入りがぐんとアップする気がします。でも、これは肌が弱い人には向かないかも。誰かにとっては合うケアでも、それが自分にも合うとは限らないですから。

施術では“素肌力を上げる”ことを
何よりも重視。

主宰するエステサロンではどんなケアを?

大手サロンや海外での施術経験を経て、今のサロンを立ち上げ今年で5年目(取材時)。一貫して変わらないモットーは、“素肌力を上げる”こと。その人がもともと持っている肌の力を伸ばすことを第一に考え、フェイシャルのほかボディやブライダルのメニューもそろえています。
お客様には、肌に合うスキンケアの仕方もアドバイスしています。肌の悩みに対するケアを自分でできるようになれば、サロンに来ない日もいい状態を保てるし、肌の体力も上がるんですよ。

それでは最後に、赤箱未経験の方にメッセージをお願いします。

赤箱は価格がとにかくお手頃。それゆえに、ブランド志向の人からは敬遠されるかもしれませんが、価格を理由に使わないのはもったいない!シンプルなモノだけで構成されている赤箱は、わたしにはピッタリ。洗顔は毎日することだからこそ、刺激が少ないものを選ぶべき。肌にもお財布にもやさしい赤箱の良さは一度使えば分かるので、ぜひ試してみて欲しいですね。

お客様が笑顔になって帰るのを見届けるのが最大の喜び。
夢は各地でセミナーを開催し、全国の女性に美容情報を届けること。

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