赤箱肌のススメ
キレイの楽しさを発信し続ける美容家
船山さんは、美容が大好きな一般女子の目線に寄り添った、リアルなコメントを発信することで人気の若手美容家。日々多くの化粧品に囲まれた生活を送る中で、赤箱はどのような存在なのか、また、その魅力は? …など、美容のプロならではの意見をお聞きしました。
- 船山 葵さん(美容家)
- 様々なweb媒体や雑誌などで美容情報を発信。休日もコスメフロア巡りを欠かさない根っからの美容好き。好物は地元の三田牛。
美容家として活動することで、
美容の力を1人でも多くの人に伝えたい
美容家としてご活躍の船山さん。美容家とは、具体的にどのようなお仕事なのでしょうか?
雑誌やweb媒体などで美容に関するコメントや新商品情報を発信したり、美容関連の企業で製品の開発に携わったり、本当にいろいろです。最近は忙しくてなかなか開催できていないのですが、私は個人向けの美容レッスンも行っているので、参加してくださった方に向けてスキンケアやメイクのアドバイスをすることも多いです。
なんだかとても楽しそう!このお仕事をしていて、やりがいを感じるのはどのようなときですか?
自分が紹介したものを気に入ってもらえると嬉しいですね!女性って自分に合うメイクやカラーを知ると、その瞬間に表情がパッと明るくなる人が本当に多いんですが、それを見ると私まで嬉しくなっちゃいます。私自身、昔は美容で悩んだこともあったし、美容で救われたと感じることも多かったので、1人でも多くの方に美容の力をお伝えしたいと思ってるんです。
手をかければ肌は応えてくれる。
それに気づいたことから、美容に夢中に。
それは意外!いつ頃、どんな悩みを感じていたのでしょうか?
中学生の頃、バレー部の活動で肌が日焼けしてしまって…。どうにかしたいと思って雑誌で見た美白コスメを使ってみたら、本当に肌がトーンアップしたように感じられて。それまでスキンケアをしていなかったこともあるかもしれませんが、お手入れすれば肌はきちんと応えてくれることに感動して、一気に美容にハマりました。
あと、私は奥二重ということもあって目もとにコンプレックスがあり、それはもう数えきれないほどの目もとアイテム、目もとケアを試してきたんです。高校生の頃は周囲にもそれが知れ渡っていて、「目もとのことなら葵に聞け!」と言われてたくらい(笑)。
あれこれ試してみて、改めて赤箱の良さに気がついた
赤箱とはその頃からの付き合いですか?
赤箱は、実家では昔も今も定番のアイテム。幼稚園の頃はお風呂に入るたびに母が赤箱を泡立てて、体を洗ってくれていました。今でも赤箱の香りをかぐと、その頃のことを思い出して懐かしい気持ちになります。
美容に目覚めた中学・高校の頃は雑誌で見たものや話題になっているものを片っ端から試していたので赤箱からは遠ざかっていましたが、大学に入学した頃にふと手に取ってみたんです。いろいろ渡り歩いた後で改めて使ってみると、赤箱はしっかり洗える実感があるのにつっぱらないし、心地良い保湿感もある。固形石けんって、「顔に使ってもOK」と謳っているものでも実際顔に使うとつっぱる場合も多いんですが、赤箱にはそれがない。やさしい香りが続くので、赤箱での洗顔後、ふとしたときに手もとからローズの香りが漂ってくるのもいいですね。
美容家という立場から見た、赤箱の魅力とは?
赤箱には、固形石けんには珍しくスクワランが配合されています。スクワランはもともと人の肌に含まれている保湿成分で、年齢とともに減少してしまうもの。スクワランが配合されているのは魅力ですね。肌をやわらかくする効果もあるので、肌がゆらぎやすい時期に赤箱を使えば、ゴワつきを和らげてくれると思います。また、スクワランには殺菌作用もあると言われているので、毎日のスキンケア対策に赤箱を取り入れるのも理にかなっていると思います。
何と言っても、90年も前から保湿にこだわって作られている石けんは他に知りません!
毎日の洗顔プロセスを丁寧に行うのは
5年後、10年後以降の肌のため
美容のプロならではの、洗顔のコツがあれば教えてください。
まず、しっかり泡立てること! 少しずつ水を足して、キメが細かくなるまでひたすら泡立てるんです。洗うときも指が肌に直に触れないよう、手の力を抜いて泡を転がすようにするのがポイント。すすぐときも指や手が直接肌に当たらないよう、手をお椀のような形にして水をすくい、その水面に肌を触れさせて泡を落としましょう。肌のためには、とにかく摩擦を加えないことが大切なので、水気を拭き取るときもゴシゴシこするのはNG。タオルを折り畳んで厚みを出し、顔にそっと当てて水滴を吸い取らせるといいですよ。
摩擦は色素沈着の一因でもあるので、将来の肌のために、毎日必ず行う洗顔をていねいにすることが大切です。
勉強になります! さっそく今晩の洗顔から試してみますね。では、最後に赤箱を使ったことのない方に向けてメッセージをお願いします。
赤箱は、誰でもどこでも手に取りやすい価格で、体だけじゃなく顔にも使える石けん。仕事柄、いろいろな石けんを使ってきましたが、赤箱ほどの使用感の良さはなかなかありません。石けんは一家に一つは必ずあるものなので、一度それを赤箱にしてみてもいいのでは?
学生時代は1日10時間(!)ピアノの練習をしていた努力家。
将来の夢はスキンケアコスメを作ること!